海外SIMカードを使うための基礎知識

自分の端末に合うSIMを知っておこう

2018年04月06日 18時43分

必ず事前に自分が使用している端末に、どのタイプのSIMカードが入っているのか確認しておきましょう。
意外に「SIMカードは入れっぱなし」なんていう人も多いです。
どのタイプのSIMカードにも対応できるようになっているSIMもありますが、事前に調べておくようにしましょう。
 
あなたのスマートフォンはSIMフリー?
スマートフォンでも携帯電話でも、海外の旅先で使用する場合はSIMがロックされていないSIMフリーの端末が必要です。
 
SIMロックとは
SIMロックとは、当該キャリアの回線のみ利用することができるように、端末の機能を制限することです。
たとえば「NTTドコモの端末にSoftBankのSIMカードを挿しても使えない」という状態。
これはNTTドコモの端末が、SoftBankのSIMでは使えないよう、機能を制限されている状態なのです。
 
SIMフリー端末
SIMフリー端末は、SIMロックのかけられていない端末で、言ってみればどのキャリアのSIMカードであっても使用することができる端末です。
SIMフリーの端末であれば、NTTドコモであろうとSoftBankであろうと、はたまた海外キャリアであろうと、どこのSIMカードでも使用できるのです。
 

SIMカードの種類 


SIMカードには大きさが3種類あります。大きさが違うだけで機能に違いはありません。
電話番号などの情報がICチップの中に入っています。アドレス帳をSIMに保存することもできます。
 
nano sim(ナノシム)
nano simはiPhone 5以降、また最近のアンドロイド端末の多くが採用しているSIMカードです。
 
micro sim(マイクロシム)
micro simは数年前までアンドロイド端末の多くが採用していたSIMカードです。iPhone 4Sもこのmicro simです。
 
mini sim(標準シム)
mini simは、最近はあまり使われていません。以前はガラケーやiPhone 3Gなど多くの携帯電話で使用されていました。
国内、海外ともに格安の携帯端末を購入すると、このmini simが使われている場合があります。